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LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 終了!

当ブログで以前取り上げた「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」の最終プレゼンテーションが、平成30年1月17日(水)にベルサール東京日本橋 イベントホールで開催されました。
会場には商談スペースも設置され、プレゼンをしながら 百貨店等のバイヤーの方々と商談することもできる プロジェクトの最終イベントです。

会場入口には
匠たちのポスターが展示されました♪

 

会場の雰囲気。
プレゼンと商談スペースが併設され、

 

中央にステージ、両脇に
商談スペースがあります。

 

リハーサルと商談スペースの展示準備で前日に会場入り。
プレゼンと商談が同時進行ということもあり、工場長 野村も一緒に出席しました。

香炉に使用する部品のメッキ加工の仕上がり待ちとなっており まだ作品が完成していないので、先に備品の準備をしておこうと思って荷物を確認したら・・・
展示用のガラス台がバラバラに?!
幸い接着部分が取れていただけだったので、急遽会場で備品の接着を行うことに・・・笑

その後 業者に部品を引き取りに行き、ホテルで接着。
前日の夜に作品が完成しました!笑

さらに、プレゼンの持ち時間が3分だったことが判明!!
4分で準備・練習していたので、慌てて原稿の見直し・・・

ハプニング続きの前日だったそうです。笑

急遽 会場で展示用備品を接着!
たまたま接着剤があって良かったです。笑

ホテルで作品の接着を行う工場長。
その間 鮫島は原稿の見直し中!笑

 

当日の朝 早めに会場に行き、商談スペースの準備!
いろんなハプニングがありましたが、無事に準備できました♪

商談ブースの準備開始!

弊社 商談ブース完成♪

 

いよいよプレゼンスタート!
都道府県順だったため、鮫島の出番は最後から3番目。
他の匠の発表を聞きながら 商談も行いながら、出番を待ちます。

この間に、他の方々のプレゼン風景と商談ブースをご紹介♪
全国から集まった匠がプロダクトした作品。
どのような作品があって どんな思いで作られたものなのかなど、個人的に非常に興味があります!笑

50名以上の発表を商談しながら聞いていたため 詳細は分からないとのことでしたので・・・
今回は画像のみのご紹介とさせていただきます!

 

会も終盤に差し掛かった頃、ついに鮫島の出番です!
前日に原稿を変更したこともあり、ガッチガチに緊張したそうです。笑
慣れない環境と緊張の中 待ち時間が長かったので、少し疲れている様子だったそうですが、無事にプレゼン終了!

商談ブースでは、海外へ広めたいと考えている方などが立ち寄ってくださり、1点お買い上げいただきました♪

発表前準備!
作品をステージ中央に展示。

 

ガッチガチに緊張しながらも
何とか終了!笑

 

商談ブースにはたくさんの方が
立ち寄ってくださいました♪

 

さまざまな匠の作品を見て、鮫島が一番気になったものを聞いてみました。
福岡県 からくり人形師 森音広夢さんの「TAMAGOSAMA」!
細かいところまで聞けていないけど、フォルムと何とも言えない優しげな表情に魅了されたそうです♪

 

あと、沖縄県 プロダクトデザイナー 下地秀樹さんの沖縄の染物 ”紅型 -びんがた- ” をアレンジして製作した作品。
沖縄独特の色合いと模様に心惹かれ、いつか薩摩切子とのコラボをさせていただきたいと思うような素敵な作品だったそうです♪

 

 

錚々たるサポートメンバーの方々が選んだ「注目の匠」も発表されました♪

小山さんが選んだ東福さんは 桐箪笥を製作していますが、今回グラスなどの器を製作。
器の性能を聞き、桐箪笥が欲しくなったと絶賛だったそうです!

小山 薫堂さん選出
東福太郎さん(和歌山県)
伝統工芸士

隈 研吾さん選出
下尾さおりさん(富山県)
木工職人・
プロダクトデザイナー

グエナエル・ニコラさん選出
柴田昌正さん(秋田県)
大館曲げわっぱ伝統工芸士

清川 あさみさん選出
河原尚子さん(京都府)
陶板画作家・陶磁器デザイナー

 

 

「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」を終えて

切子師 鮫島 悦生

このプロジェクトで企画からプレゼンまで 自分で行い、作品の魅力を伝えることやアピールすることの難しさや重要さを改めて感じました。
他の方の作品や発表も見ることができるので、自分に足りない部分が見つかったり、いろいろな考え方に触れることができ、”匠を育てる”素晴らしいプロジェクトだと思いました。
1年間 自分なりに精一杯取り組んできましたが、薩摩切子の魅力を伝えきれなかった部分もあり まだまだ力不足を感じたので、これからの作品作りに活かしていきたいと思います。
全国で活躍中の同年代の匠に出会え、様々な方の活動や意見を聞くことができたのはとても良い刺激になりました。
この出会いを1年で終わらせるのはもったいない!と匠同士の絆もでき、本当に貴重な経験をさせてもらえました。
これで終わりではなく、この経験を生かしていきたいと強く思いました。

 

◇過去のLEXUS NEW TAKUMI PROJECT ブログ記事
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 参加決定
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT その後
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 作品紹介♪

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