こだわり

ガラスの生地から”創る”ことへのこだわり

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当社は熔解窯を持つ珍しい切子工房です。
ガラスの生地から”創れる”からこそ、自由な発想での作品作りが可能となります。
淡い色調から生まれる優しい輝き、濃い色調から生まれる力強い輝き等、ガラスの”表現力”を幅広く引き出した作品を作るため、ガラスの生地から”創る”ことにこだわり続けます。

輝きへのこだわり

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世界に誇れる薩摩切子が持つ輝きは、最高品位とされる「クリスタルガラス」から生まれます。
約150年前の丁寧な技術と鉛ガラス(クリスタルガラス)の輝きに魅せられ、この輝きを つないでいくため「クリスタルガラス」にこだわり続けます。

”手仕事”へのこだわり

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約800度のガラスを、数枚の濡れた新聞紙「紙リン」を使い、手のひらと指先の感覚で成形していきます。
危険を伴い決して量産向きではありませんが、窯内のガラス量や気温等によって常に変化するガラスの状態を目で見て、指先の神経を研ぎ澄まし、ガラスの声を聴きながら作業することができます。
ガラスの生地一つ一つに愛情をそそぎながら丁寧に作るため、”手仕事”にこだわっています。

手触りへのこだわり

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口や底の角は面取りを行い、丁寧に磨いていくことで細かなカット文様の角がほんのわずかに丸みを帯び、手のひらで包み込んだ時の何とも言えぬ優しい手触りが生まれます。
カットガラスの鋭さを残しつつ、ずっと触っていたくなるような優しい手触りにこだわり、一つ一つ丁寧に仕上げています。

”絶妙な「ぼかし」”へのこだわり

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透明のガラスと色ガラスの間に生まれるグラデーション「ぼかし」が薩摩切子の特徴です。細かなカット文様を施す際、色を抜きすぎないよう慎重に掘り込むことで、色ガラスの厚みを活かした色の濃淡による”絶妙な「ぼかし」”が生まれます。
多彩なデザインに合わせて、より美しい薩摩切子を作るため”絶妙な「ぼかし」”にこだわっています。

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